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FF14 ませが考えるハウジング(アジト)運用例 資金調達から返済まで

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こんばんは、ませです。

どこのLS/FCもそれなりに人が集まってきて賑わっている感じですね。
ただし、ここからが正念場です。

ある程度の人数を抱えられているFCは管理や色々な問題に直面するでしょう。
なぜなら、全く今までのスタイルが違った人間が10人~多ければ100人規模で集合するわけですから、何かあって寧ろ当然でしょう。

私の過去の経験のよると、相当な人間が入脱退を繰り返しながらFCとして形を整えていきます。
最初はでこぼこの岩が坂を転がっていくうちに丸くなっていくイメージでしょうか。
つまり、様々な形のピースがうまく嵌るまでは衝突や摩擦を重ねてお互いの形を変えていかねばならぬということですね。

それを助けるのが、規律や仕組みというものです。

大きな問題の一つとして考えられているのか、ハウジングについて色々と調べられている方が多いようなので、私が考えるFC所有ハウジングについて少し触れてみます。


~ませが考える、FCによるハウジングの運用案~

まず、重要点としてハウジング実装の初期はFCのみが土地の所有権を持つ権利があり個人では土地の所有は不可能という設定のようです。

ただ、FC所有の土地に自分の家を建てたりできるのかは定かではありませんが、個人が土地を使えるならば、FCが購入した土地の一部を使わせてもらうという表現が正しいと思います。

現実社会では、土地の購入=所有権の取得 土地を使用する権利を得る=地上権 賃借権 使用貸借などがあります。

ここでまず2案あります。

①土地自体を共有物として購入する

②土地はFCの所有物とし、個人はFCより土地の使用権を設定してもらう。

そして、②から派生する考え方をA及びBとします。
 ②-A
 FCが土地を購入し、メンバーへ無償で貸借する。


 ②-B
 FCが土地を購入し、土地を使用したいメンバーへのみ有償で土地を賃借する。


まず①。
共有物として購入する場合は、出資者のみの所有権となるため非常にややこしいので却下。


そして本命の②
ABの共通として考えていきます。

FCの所有物として購入し、使用権をFCメンバーへ与える。
つまり、FCが費用を全額負担し土地を購入するのです。

これには土地のサイズによりますが、相当な費用が掛かってくると推測します。
そこで必要になるのが、資金集めです。
仮に土地が1000万として、メンバーが50人いたとしましょう。

単純に50人から一人20万回収できれば1000万の土地の購入ができます。

そこで、大きな問題です。
『回収した資金の扱いはどうするのか?』
例えばハウジングが興味ない人間がいたら他のハウジングに興味のある人たちと同額の金を払うことに抵抗がありませんか?
プレイスタイルにもよりますが、お金があるひととない人がいます。
お金がない人がいた場合はどうしますか? などの話です。

ややこしくなりますが、X案とY案を出します。

X案・・・上納金みたいなもの。FCの方針として、ハウジングの使用有無に関係なく一定額を回収するルールとする。
     
Y案・・・FCがお金を出資者から集めた代わりに、別のものを出資者に渡す。
    Y-1案・・・権利を設定し渡す。(株券及び、それにかわるもの)
    Y-2案・・・消費貸借契約の設定とし、『メンバーにお金を借りた』形式とする。


X案の場合は、基本脱退などによって返却する必要がない特約を設定する可能性が高いでしょうし、公平性が保たれています。ただし、入団に上納金が発生し、回収ができないとなると抵抗と感じる人がいるのも事実でしょう。

Y案の場合は出資者のカネはなくなったわけではなく、別の形でとなるか、若しくは返してもらえます。Y案は出資者にも配慮を行った仕組みだと考えます。

ですが、このY案についての運用をしっかり行わないと余計に事を複雑にし、出資者の不安を煽ることになるでしょう。


結論からいうと、私はY案推しです。
株券の物理的な発行は無意味と考えますので、メールで番号付与したりは行いません。
譲渡自由株式とすると、管理がややこしくなるし、譲渡制限株式であれば配布する必要がないからです。
つまり、FCの台帳にだけ記載して公開しておけばいいのです。

そして、その出資額(株券の額×枚数)に応じたメリット(配当など)を用意するのです。
配当を行うのであれば、消費貸借契約とほぼ同じと考えていいかもしれませんね、利子が発生しますし。

そして、大きなポイントは『無議決権株式』にすることです。
出資額が大きいからといってFCの運営に口を出されて困ります。

ですので、譲渡制限・無議決権株式を発行、記帳自体はFCで管理、一定期間ごとに配当を行う仕組みの制度を確立させるのです。

そしてここにもう一つ大きな問題があります。

配当はどこからだすの? という話です。

これは、ハウジングの購入に限った話ではありませんが、FC資金を積立していく事を考えなければなりません。
定期的なFCハントや寄付等を募りながら運営資金や配当に回すということです。
潤沢な資金が用意できれば、発行済み株式の買取を行う事で配当分を減らし、結果FC自己の金で土地を購入したようにもっていくことができるのです。

ハウジングの有無は別にしろ、FCの資金がある程度あるのと、貯まる仕組みがあるのに越したことはありません。

ここまで書いてて後で気づいたけど、②-Aについて書いてますね。
②-B(使用する人間に限って有償で賃借を行う)は正直私の推すところではないので割愛しておきます。


まとめます。

【結論】

ハウジング購入にあたっては以下の方法をご提案します。

①資金は出資者を募り、無議決権(運営に関与させない)・制限譲渡(譲渡不可)株式として、出資者には株数に応じた配当を約束する仕組みとします。(発行株は事務局台帳に記載するなどで管理)

②定期的なFCハントや寄付などを募り、配当分を超えるFCの資金作りの基礎の仕組みを構築します。

③ ①および②を管理する、管理団体をFC内に設立し責任者を複数名設置します。

④資金の管理状況をFCメンバーへ常に開示を行い透明度を保った資金管理を実施。

⑤配当を行いながら、FC資金が貯まってきたのであれば、発行済み株式を回収し、出資者への返還を開始します。

⑥全ての株式を買い戻しした段階で、FCが自己の資金で土地を購入したという結論になります。また、管理団体の確立と、FC資金調達の基礎ができますので、組織としての重要な役割を同時に構築することができます。


いかがでしょうか?
意見などあればコメントお願いします。

誤字脱字などあれば修正するかもしれませんが、しないかもしれません。

おしまい。


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