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攀念智とは恐ろしい

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こんにちは、ませです。

先日より美容室オーナーより薦められた竜馬伝を見ています。
何故、オーナーから薦められたDVDを見たかというと、オーナーの考え方に同調・勉強できる部分があると感じているからです。
そして、オーナーとは対等に話をしたいと思っているので、薦められた物を見て勉強し意見交換をし継続的に情報交換できる関係を構築する為です。

そして、そのオーナーにはもう一つ、鍵山秀三郎さんを紹介されました。
それは、私が勤めている会社の『掃除』についての取り組みをお話したところ、鍵山さんの考えと似ていますねってことで紹介されたという経緯です。

私は良い物はなんでも取り入れようという考えですので、先ずは一冊
『一つ拾えば、ひとつだけきれいになる』 鍵山秀三郎氏著
を読み始めました。

先ずは、非常に読みやすい本という印象です。
2ページ毎に戒めの言葉が書かれて、それについて鍵山氏の体験談からの物語が書かれています。

例えば自分では解っているんだけど、他の人にはうまく理由を説明できない言葉って僕は結構あるんですが、その一つについて説かれていました。
(言葉の表現によって、力強さが違ってくるので、相手の心に響くような言葉を使われている部分があって、印象に残った言葉です)

それが、

“攀念智を持つな”
(はんねんち)

という言葉です。

言葉だけでぐっときますよね。
意味は、何があっても憎しみの心は持ってはいけない。
憎しみ・怒りなどは自分の心を乱し・荒み夜も眠れない事もあるかもしれない。

憎しみを解放するには、例えばその対象に対して何かしらの復讐?を行うことでしょうが、それもまた憎しみを生むだけなのです。

鍵山氏は言います。攀念智を持たない事こそ人生の極意だと。


船中八策

また、坂本竜馬の船中八策についても驚きましたねー。
色々な人との出会いがあったにしろ、思いつくものでしょうか。
また、大政奉還についても、もともと薩長は武力行使での討幕を目指していたわけですが、そこを武力ではなく降伏させる事での討幕を成したというのはすごく意味のあることだと思います。
その後の反乱で結局武力行使となってしまいましたが、それは天皇からの勅命で官軍としての戦だったので大きく違いますよね(きっと)

また、私は君主論という本を読んでいますが(並行して幾つも読んでいるもので進捗はすごく遅いです・・)、例えば武力行使に依って制圧した地域を治めるには武力に依って傷つけられた人間からの恨みを買ってしまいます。
そうすると、恨みを持っている人間を全て始末しないとまた反乱が起るかもしれないのです。
そこを自ら降伏させることで、傷つける人間をできるだけ最小限に抑える事で新政府による統治が容易になったと言えるのではないのでしょうか。(憶測)

特に根拠はないですけど、ただの独り言です。

いじょ


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